『宮廷女官・チャングムの誓い』

え?今さらって感じですが、「韓流」、ブームですね(笑)
自慢じゃないけど、『冬のソナタ』、一度も見てません!その他にもいくつかブームになっているドラマがあるみたいだけど、はっきり言ってタイトルすらわからない。あぁ、四天王ってのはわかるよ。ヨンさま、イ・ビョンホンチャン・ドンゴン、あー…あ、あと一人だれだっけ…。まあ気にしない気にしない。。。
別に韓国キライってわけじゃないのだが、どーも世の中の雰囲気に流されて、ブームだから〜しようとか、みんなが見てるから見てみよう、というのはやな気がしたからである。だから、別に見てなくても全く気にならなかったし、知り合いが「はまってるのー」とか言われたって全然見る気もしなかった。
しかし、そんな堅い「誓い」とも言える想い、先週突如崩れた。
そう、それは『宮廷女官・チャングムの誓い』の集中アンコールを先週から見始めてしまったからである。NHKの宣伝工作にまんまとのせられ、第1回目をちょっと見てみようと思ってしまったのが運の尽き・・・もう初回から心は鷲づかみにされてしまった。
話は15〜16世紀の朝鮮王朝の時代、王のいる宮廷の中で、特に水刺間(スラッカン)と呼ばれる王に食事を作る場所を舞台に繰り広げられる人間模様のドラマ。女官どうしのいじめ、妬みあり、派閥闘争あり、窓際族あり、理不尽な不正ありと、何だか現代のどっかの社会にもそのまま当てはまりそうなことばかり。さまざまなキャラクターがいて、涙あり、笑いあり、そして料理や韓方医学の知識ありと様々な要素が絡み合い、そしていろいろな伏線もうまく張られていて、全く飽きさせない展開も見事。そんな中、毎回これでもかと主人公チャングムに降りかかる苦難、それをその時々でなしうる全力を尽くして克服していく一途な姿に、共感していく自分がいる。時代、国、文化、いろいろなものを超えた普遍的なものがそこにあるからこそ、ここまではまってしまうのかもしれない。
最後に一つ、今回のアンコール、全部一気にやるのかと思ったら、全54回中前半の27回しかやらないみたい。で、本編の放送はまだ続いていて40回目ぐらいだった。と言うことは、本編終わるまではたぶん後半アンコールはやらないだろう。うーん、その間どうしようか・・・。それが今からすでに悩みでもある・・・。
まあとにかく未体験の方、来週いっぱいまで衛星放送第2で平日の20:00から2話連続で放送されているので、是非一度ご覧あれ。